履物の修理について。草履・下駄は消耗品 革や合皮の剥離は寿命です

お客様がお持ちの傷んだ下駄や草履の修理依頼が多く、弊社の実店舗にそれら修理品を持って来れる方のみ修理を承っております。弊社販売品以外の履物もかなり修理しています。
比較的新しい履物は踵部分の交換や鼻緒の調節などが多いです。

古い草履の修理に多いのが底剥がれや合皮や皮部分の鼻緒の修理です。
着物は何十年?たっても保存状態がよければ着れる思いますが、下駄や草履はそれらとは違い何十年経つと履いてなければ見た目は履ける感じですが、実際に履くと重みがかかり何歩も歩くため壊れてくることが多いようです。新品のまま全く履いて無くてもです。
十年以上もたつと草履などの接着で付いている部分が歩いた衝撃や地面からの水分などで剥がれることがあります。
その場合は、ボンドで接着する修理になります。

革や合皮でできた部分は耐用年数が過ぎているため表面が剥離することが多いです。剥離は柔らかい部分が先に剥離しますが同じ素材を使用している部分はこすれたり重みで剥離する場合があります。
合皮の耐用年数は7~8年と言われています。
保存状態が良ければ寿命が長くなり、悪ければ短くなります。
合皮や革の剥離の修理は出来ないため、
鼻緒に関しては前坪だけならその部分だけ新しい前坪に交換します。
前坪の修理をしている最中に鼻緒の裏側も剥離してくる場合があります。
鼻緒の裏も剥離している場合は弊社で販売している新鼻緒を選んで貰って鼻緒毎の交換になります。
鼻緒を新しくしても草履の台の方が同じ合皮などの素材の場合は、修理後、履いているうちに剥離することもあります。
消耗品なのでその場合は履物の寿命です。


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